Hiromin

2011年06月29日 21:23

隣に住む小学生の男の子から

「蝉がカラからでてきてるよ!!見に来てー!早くー!」
と呼ばれた日曜日の夕方。

私は息子クンの散髪中だったから、「そっかー、スゴイね。」と軽く返事したんだけど
振り向くと、体中毛だらけでパンツ一丁の息子が目をキラキラさせていた。

「・・・見たいの?」と聞くと声も出さずに大きくうなずく息子クン。
そして横を見ると、同じように目をキラキラさせた小学生男児が、無言で「早く早く」とせかしている。

とりあえず、体についた毛をはらい、一緒にお隣へお邪魔しに行くことに。

すると、ベランダのすみに置かれたプランターの中に落ちてしまったさなぎが
羽化してる真っ最中!!!

正直、蝉は、いや虫全般があまり得意ではない私。
でも「これも息子の情操教育の一環かも」との思いだけで見に行ったのだけど
気がつけば、夢中で見ているのは私と隣の奥さんの2人だけ!

子ども連中(お隣さんはなんと3人兄弟)は夜に会えたからか、異常なハイテンションで戦いごっこを繰り広げていました(笑)


いやー、それにしても、なかなか感動する光景でしたよ!
写真を撮らなかったのが悔やまれます。
でも、あの感じは写真で伝えられないかも。

時間がかかりそうだったから、散髪を終わらせようと一旦家に帰ったものの
30分ほどしたら、またお呼びがかかり、再度お邪魔。

さっきまで土の上でもそもそしていたのが
ちゃんと枝につかまって、羽を乾かしていました。

息子クンも、さすがに感動したようで、昨日は保育園で興奮気味にこの話をしていたそうです。

私1人じゃなかなかこんな体験はさせてあげられません。
お隣のわんぱく兄弟に感謝感謝です

いつもはうるさいと思うだけの蝉の声も、少しの間はちょっと違う気持ちで聞くことができそうです。

関連記事